RSウイルスとは?

重症化もある「RSウイルス」

4月に多い病気に花粉症が挙げられますが、「RSウイルス」という感染症も発生する時期のようです。
(おそらく)子供がいる人は知っていると思いますが、「RSウイルス」について簡単にまとめます。

・日本では、冬から春にかけての流行の報告が多い。
・非常に感染力が強い。
・乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%を占める。
・1歳までに50~70%以上の新生児が罹患し、その3割程度が下気道疾患を起こすとの報告。
・3歳までにほぼすべての小児が抗体を獲得する(感染発症を繰り返しながら徐々に免疫を獲得して軽症化していく)。
・多くの場合、熱、鼻水等の軽症だが、咳がひどくなり「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難に陥り重症化することも。

昨年発表された「University of Edinburgh」の先行研究によると、2019年には3,300万人が発症し、360万人が入院したようです。
死亡割合は5歳未満児で2%、生後28日~6カ月児で3.6%に上るとの推計結果も発表されています。
◆IH(アメリカ国立衛生研究所)
 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35598608/

 

 

注意すべきは成人の「RSウイルス」罹患。
軽い風邪のような症状でも罹患していることがあります。
咳等の呼吸器の症状が見られた場合は、可能な限り乳幼児との接触を避けることが(乳幼児の)発症予防に繋がります。
また、高齢者においても重症の下気道炎を起こす原因となります。
手指消毒やうがい等で予防しましょう。

 

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