高齢者への虐待報道が増加
最近、高齢者への虐待事件を報道でよく目にします。
<高齢者への虐待は、暴力行為(身体的虐待)だけではなく、心理的な虐待である暴言や無視、適切な介護や支援を受けさせない、無断で資産を使う。性的な嫌がらせ等があります>
在宅での介護で虐待が起こる大きな理由のひとつは、「介護する人の介護疲れやストレス」です。
一日中、介護を意識して動く必要があるわけです。
気が休まることのない生活、介護疲れやストレス蓄積もわかりますね。
それを虐待という形で介護される人にぶつけるのです。
一人で介護を抱えるのではなく、周囲の人間や公的サービスを上手に利用する必要があります。
◆参考データ(2021年度の家庭内の高齢者虐待件数:2023年1月に厚労省発表)
家庭内の虐待は1万6,426件(5%減)ですが、死亡者は37人(12人増)で過去最多。
介護施設で起こる虐待は、「介護に関する教育・知識・技術の不足」が原因のようです。
介護スタッフの業務の負担が大きくなれば、心身に余裕がなくなってしまいます。
そうすると、介護される人への虐待に繋がる場合があります。
対応策や介護の現場で必要な知識を備えていれば、作業に余裕も生まれてくるでしょう。介護事業者側も、そのあたりの教育をしっかりする必要があります(教育は事業者の責任です!)。
◆参考データ(2021年度の介護施設職員による高齢者虐待件数:2023年1月に厚労省発表)
介護施設職員による虐待は739件(前年度比24%増)、虐待を受けた高齢者は1,366人(11%増)で過去最多。
介護する人も介護される人も欠点は多々あります。
人間ですので仕方のないことですが、介護の仕事を選んだ以上、寄り添う気持ちを絶えず根底に持って業務に当たるようにしましょう。
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