車椅子使用中の事故
独立行政法人『製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト)』が、「車椅子」に関する「事故防止対策報告書」を公表しました(2023年3月13日)。
事故については、65歳以上の高齢者が被害にあった重大製品事故のうち、「車椅子、電動車椅子」の事故は介助者の目が届かない状況で発生することが多く、2007年度~2021年度までに228件発生し、うち死亡事故は68件発生したとのこと。
※私が想像していたよりも多いです。
高齢者の車椅子の使用中の事故の原因としては、以下のようなものが考えられます。
転倒や転落:車椅子の安定性が悪く、転倒や転落をしてしまう。
衝突:車椅子同士、人や物等の障害物との衝突によって負傷。
ブレーキ不良:ブレーキが効かない、効きが悪いための転倒や転落、衝突。
不適切な使用方法:適切な使い方を知らない、または不適切な使い方をしてしまい事故に発展。
車椅子使用の安全性を考えた場合、車椅子のメンテナンスが最も大事になります。
いくら周囲に気を配っていても、車椅子が思うように動かないと事故は避けられません(特にブレーキのチェックを!)。
車椅子を使用する人は、身近な人に「(車椅子の調子を)ちょっと見てくれないか?」と声を掛けましょう。
また、家族や介護スタッフも、障がい者や高齢者を乗せる際は車椅子をチェックしてあげてください。
誤った使用法で車椅子を使う人には、その都度指導する必要があります。
また、障がい者や高齢者が車椅子を使用する際には、安全な使用のための付き添う人の協力や注意喚起も事故を防ぎます。
付き添う人は油断せずにフォローしてくださいね。
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