牛乳を飲むとお腹が…

牛乳は好きですか?

牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなるという人がいます。

牛乳を飲むと、「下痢をする」「ガスがたまる」「ゴロゴロする」等の症状が現れることを「乳糖不耐」といいます。

昔から知られてきた症状ですが、乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素=ラクターゼ)が少ないか、腸の働きが弱い為に起きる現象です。


 ◆乳糖の摂取量と下痢発生に関するヒト試験によると、乳糖を30g(牛乳700mL相当)摂取したグループでも下痢は起こりませんでしたが、60g(1,200mL)摂取のグループでは50%以上の割合で下痢が起こりました。

※一度に1,200mLの牛乳を飲むという人は、あまりいないと思います。

私は1,000 Mlを10分で飲み切ったことがあります!(自慢?)

◆参考資料

「ヒトにおける乳糖の一過性下痢に対する最大無作用量とそれに及ぼす食べ方に関する研究」 奥恒行 牛乳栄養学術研究会委託研究報告書、2001(123-141)

 15歳以上の男女10,000人を対象とした調査では、牛乳を飲んでお腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりする症状の自覚を持つ人について、「いつもそうなる」人は7%、「いつでもではないがなる」は13%、「たまになる」は29%でした。

◆参考資料

「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」、一般社団法人J ミルク


 

「牛乳を飲むと下痢になる」と言われますが、実際には、牛乳を飲んで下痢をするまでに至る人の割合はそれほど高くないようです(お腹に微妙な異変を感じる人は多い?)。

牛乳アレルギーのアナフィラキシー(生命に危機を与え得る過敏反応)を抱える人は考えた飲用が必要ですが、「お腹がゴロゴロする」というレベルの人は飲み方を工夫すれば大丈夫なようです。

  • 一度に全部飲まずに数回に分けて飲む。
  • 温めて、ゆっくりと飲む。
  • 毎日(または定期的に)飲む習慣をつける。

 

 

牛乳は適度に飲めば健康を支えてくれるもの。

もっと牛乳を飲みましょう!

 

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