「寝たきり老人数」世界一の理由
日本の寝たきり老人の数は、推定ではあるが世界ワースト1位である。また高齢者における寝たきり割合もおそらく世界ワースト1位である。
なぜ推定かというと、寝たきり老人の数を世界的に調査した近年のデータがないからである。
1989年の報告では日本の老人の寝たきり率は、施設入所者でアメリカの約5倍、在宅居住者でイギリスの約3倍、デンマークの約6倍で断トツの世界一だった(厚生科学研究特別研究事業「寝たきり老人の現状分析並びに諸外国との比較に関する研究」データより)。
近年はこの手の調査がないが、日本の寝たきり老人の数はあまり減っていないので、いまでも日本は断トツの世界一だと推定されるのだ。
日本では寝たきり老人が、300万人以上いると推計される。
◆yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4326c3d0f5092c2178b165e7027679edec35007
日本以外の国では、医療機関等には「寝たきり老人」はほとんどいないそうです。
その理由は「医療機関が過度な延命治療はしない」ためです。
確かに日本では「延命治療(「点滴」「胃ろう」等)」を行ないます(「胃ろう」は全国で推計25万人いるとか)。
記事には、『「自力で生きることができなくなったら、無理な延命治療はしない」ということは先進国ではスタンダードとなっている』『日本がこの世界標準の方針(延命治療をしない)を採り入れるだけで、医療費は大幅に削減できるはずだ』との記載があります。また、『延命治療で儲かっている民間病院が多々あり、民間病院が圧力をかけ、現状の終末医療をなかなか変更させない』とも書いてあります。
家族にとっては難しい問題ですね。
義母が倒れて意識不明になった時に、「胃ろう」をつけるか病院側が確認してきましたが、(元)嫁はしばらく考えて付けない選択をしました。
私の母も(生命維持装置を使って)無理に生きさせる選択を医師がしてきましたが、外すことを父は選択しました。
少しでも回復の可能性があれば選択も変わったのでしょうが…。
皆さんは、もし身近な人の「延命治療」の選択を求められたらどうしますか?
自分に「延命治療」をしてもらいたいですか?
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