夕暮れ症候群

そろそろ帰ります!

「夕暮れ症候群」は、主に認知症の高齢者に見られる症状の一つです。
夕方から夜にかけて現れる症状で、「もうそろそろ帰ります」と自宅に居ながら(どこかに)帰ろうと準備を始めるのです。
徘徊したり叫び声を上げたり、奇妙な行動を見せる人もいます。


「施設に入居している人の約10%、在宅介護を受けている人の約60%に、この症状が見られる」といった研究データもあります。

認知症を発症すると、「日内リズム(24時間周期の生理現象)」の変動により夕方から眠くなります。そうなると、判断能力が低下して、自分がどこにいるのか分からなくなるため、帰宅しようとするのです。
※「自律神経の乱れ」や「薬の副作用」も関係しているといわれています。

 

 

本人は過去の時間の中に意識があるため、「貴方の家はここよ」と説明しても混乱するばかりです。

対策としては、「好きなことをさせる」「会話をする」「おやつを食べさせる」等が挙げられます。

認知症の人に「時間(時刻)」を忘れさせる状態(環境)を作ることが大切なようです。
事故なく安全に生活してもらうために、家族の努力や気配りは欠かせませんね。

 

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