体調管理の武器の一つ「体温計」
風邪の流行る時期、コロナ対策においての体調管理で必要とされる体温計。
体温計は、約32℃から42℃までの範囲を測定できます。
42℃以上を測定しない仕様は、体温が42℃を超えると、正確な体温を測定することに意味がないためです。
※タンパク質が変質してしまい死亡してしまうレベルの体温であるため。
体温計の種類は「検知方法」と「表示方法」により区分されます。
【検知方法による違い】
・電子体温計
電子部品で温度変化を感知します。
温度変化によって電気の抵抗値(流れにくさ)が変化するセンサーにより、温度の高低を計算して体温として表示します。
・水銀体温計
温度によって膨張する水銀の性質を利用した体温計です。
温度変化を目盛りで数値化、体温として表示します。
現在は、水銀利用が環境や健康にリスクが高いために電子体温計が主流。日本を含む多くの国々で水銀体温計の製造や販売が禁止されています。
【表示方法の違い】
・予測式体温計
測定開始時点からの体温上昇の変化を感知、(最適な予測式を選択して)約10分後の体温を予測します。
(検温時間)
メーカーにより変わりますが、実測式体温計よりも短時間(5分以内)で測定できます。
・実測式体温計
測定部位の温度を測定して(そのまま)表示します。
(検温時間)
「口の中に体温計を入れて測定する場合」は5分以上、「脇で測定する場合」は10分以上必要だとJISで規定されています
コロナ禍で「サーマルカメラ」を使う(見かける)機会が多くなりました。
カメラの前に立つだけで検温できるアレです。
短時間(1秒かからず)で検温できますし、検査結果は外部環境に左右されにくく、検温精度も±0.5程度とかなり高いものです。
さすがに自宅に置けるタイプではありませんので、普通の体温計で検温時間をしっかり守って正しく測定しましょう。
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