日本の亀事情
今日、5月23日は「亀の日」。
「亀について知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の手助けをする日」です。
亀の保護、違法販売の抑止等を行なっているアメリカの非営利団体「American Tortoise Rescue」が2000年(平成12年)に制定しました。
日本でも、亀を保護する活動を行なう複数の団体・組織が活動しているようです。
日本固有種の亀は、「ニホンイシガメ」「ヤエヤマセマルハコガメ」「リュウキュウヤマガメ」の下記3種類(思ったより少ないですね)。
「ニホンイシガメ」
生息地:本州、四国、九州、隠岐諸島、五島列島、対馬、淡路島、壱岐島、佐渡島、種子島。
最大甲長:22cmほど
寿命:10~15年。
「ヤエヤマセマルハコガメ」
生息地:石垣島、西表島のみ。
最大甲長:20㎝ほど。
寿命:30~40年。
飼育不可。
「リュウキュウヤマガメ」
生息地:沖縄島北部、久米島、渡嘉敷島(伊江島と慶留間島でも発見例あり)。
人為的に(外国から?)移入された個体と考えられています。
最大甲長:15.6cmほど。
寿命:正確な数値は不明(最低でも10~15年だと考えられています)。
飼育不可。
大事にされる亀がいる反面、日本から排除される亀もいます。
「ミドリガメ(正式名称:ミシシッピアカミミガメ)」は、北米原産の淡水カメで、日本国内で「侵略的(生態系を壊す)外来種」として問題視されていた亀ですが、改正外来生物法により、捕獲や飼育は認められますが、販売や販売目的の飼育・輸入・自然に放つこと等が禁止されるようになります(5月11日の参議院本会議で可決・成立)。
「ミドリガメ」は、むかし、縁日の屋台で「亀すくい」に使われていた亀です。
現在の日本でも最も多く飼われている亀で、ピーク時は年間輸入数が100万匹を超えたとも言われています。
環境を守る対策は絶対に必要です。
ただ、人間の勝手な都合で持ち込まれて害があるからと排除される…それも少し寂しい話のように思えます。
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