「ヤングケアラー」問題
7月14日、大阪市の市立中学に通う全生徒5万人超を対象にした調査で、回答者の9%が家族の介護や世話を担う「ヤングケアラー」に該当したと発表しました。
その約半数ほどが、ほぼ毎日家族の家事や世話を担っているとの回答です。
三世代同居率の低下、専業主婦世帯の減少、ひとり親家庭の増加等、家族形態が変わってきている現在、子供が介護において重要な存在となっています。
「家族なのだから協力するのは当然」という声もありますが、介護に携わるために学業を諦める(諦めざるを得ない)子供も出ています。
人間関係が大きく広がる年代ですが、介護のために友人との交流が希薄になることや同世代との疎外感、強い孤独感を覚える子供もいるようです。
「欠席や宿題忘れが多い傾向にある」という問題も「ヤングケアラー」に生じています。

昨年、厚生労働省と文部科学省の共同プロジェクトチーム(PT)は、「家庭への家事支援サービス」等の新制度、「子供が利用しやすいオンラインでの相談体制」の整備を支援策として公表しました。
日本では危機感が薄い「ヤングケアラー」の問題ですが、将来の日本を支える大切な子供たちです。
子供時代にしか出来ないことはたくさんあります。
子供にしか感じられない時間と世界があります。
もっと早急・迅速に社会全体がサポートすべきだと考えます。
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